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心構え

攻撃系の技術の打球感覚のつかみ方

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こんにちは。
白馬@サラリーマンカットマンです。

寒さが厳しい季節になってきました。身体もラバーも冷えるこの季節、故障や体調を崩さないように気をつけて練習していきましょう。
今日は攻撃系の技術の打球感覚のつかみ方、新しい技術を習得する時の用具について、私の考え方を紹介したいと思います。

カットマンが攻撃系の技術を習得する際、カットマン用の用具を使っていることがほとんどだと思います。
カットマン用の用具は弾みを抑えられているものが多いため、攻撃選手と同じスイングやインパクトをしていては同じようなパワフルな攻撃は生み出しにくいです。効率良く攻撃系の技術の打球感覚のきっかけをつかむために、私の考え方をお話ししていきたいと思います。



考え方

以前、粒高ラバーでドライブやチキータはできますか?という質問がありました。バックに粒高ラバーを貼っているカットマンが反転せずに粒高ラバーで攻撃を仕掛けられるのか、というのが質問の意図になります。この場合の答えは「できる」となります。しかし、やりやすさや威力は裏ソフトラバーの方が上だということは言うまでもありません。ラバーごとに特性があり、その用具でやりやすい技術、やりにくい技術が存在するのです。仮に粒高ラバーでチキータをするにしてもまずは裏ソフトラバーでチキータを習得した方が、いきなり粒高ラバーでチキータを練習するよりもはるかに習得スピードが違います。
これはかなり極端な例でしたが、私の考えとしてはドライブの質を上げるにしても、攻撃型選手用のラケットで感覚をつかみ、それを普段使っているカット用のラケットに落とし込んだ方が、習得スピードが早いということです。

練習方法

学生時代の休憩時間などに遊びで行っていたのが、攻撃型のチームメイトとラケットを交換して戦型を入れ替えて試合をするというものです。
やはり、攻撃選手の用具はカット用の用具と比べてドライブなどの攻撃系の技術がとてもやりやすいです。そのチームメイトも私の用具を使ってカットやブロックがやりやすいと言っていました。

やりやすい用具で感覚を習得した後に、自分のラケットにその感覚を落とし込むと新しい技術を効率良く習得できると考えます。
以上の経験から私は打球感覚はその技術がやりやすい用具で習得するのが近道と考えます。余裕があれば、2本2本や3点フットワークなど普段カットマンがやらないような攻撃選手用のフットワークを行うことも有効だと思います。

最初はちょっとした空き時間にラケットを交換して行う程度で十分だと思います。本格的に攻撃系技術を習得するのであれば多球練習が効率が良いです。多球練習の重要性についてはこちらの記事を参照いただけたらと思います。

多球練習の重要性



デメリット

目立ったデメリットはないのですが、攻撃用の用具を借してくれるチームメイトなどがいなければ自分で用意しなければならないことです。近年用具は高価なものになってきていますし、今後も各メーカーで値上げが発表されています。あくまで感覚習得用ですのでフリマアプリで中古品を買っても良いと思います。実際のところ、私もそうしています。

まとめ

いかがでしたでしょうか。新しい技術を習得するにはその技術がやりやすい用具で習得するのが近道だということをお伝えできたかと思います。ラバー、ラケット毎にやりやすい技術、そうでない技術があり、それらを取捨選択して自分用のラケットを作成します。試合においてラケットは一本しか使えませんが、練習では様々なラケットを使用することができます。カット用のみならず、様々な用具を駆使して限られた時間の中で自分の技術を高めて行きましょう。時短練習法についてはこちらの記事を参照してください。

勝つための時短練習の考え方

そして攻撃選手の気持ちを知るには自分も攻撃選手として練習してみるのが一番です。視野を広げるためにカットマンのみに関わらず、色々な用具を使ってみて損はないはずです。この辺りはまた別記事で深堀したいと思います。

それでは。

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