こんばんは。
白馬@サラリーマンカットマンです。
朝晩と日中の寒暖差が激しい季節になってきました。体調を崩さないように気をつけて練習しましょう。
今日は試合で勝つための時短練習法を紹介したいと思います。
学生選手の皆様は部活で体育館の使用時間が限られている、社会人選手の皆様は仕事が忙しいなどうまく練習時間を確保できないといった悩みが多いのではないでしょうか。私もその一人なのでよくお気持ちがわかります。
限られた練習時間でいかに上達するか、私の考え方をお話ししていきたいと思います。
Contents
練習メニューの組み立て
自分が何の技術で得点しているか分析してみましょう。そこから逆算して考えるとするべき練習が見えてきます。
例えばスマッシュで得点しているパターンが多い選手は最終的にスマッシュにつなげるためにどのような練習をすれば良いか考えることが重要になります。具体的には
①スマッシュを打つためにどのようなボールを打ったら良いか⇒ループドライブを打つべき
②ループドライブを打つためはどのようなサーブを出すべきか⇒順横下回転サーブを短く出してツッツキさせるべき
③質の高い順横下回転サーブを短く出せるようになるべき
といったように逆算して考えます。そうすると
短い順横下サーブ⇒3球目ループドライブ⇒5球目スマッシュ
といった練習メニューをを考えることができます。実際には得点パターンはいくつかあると思いますので、それぞれに応じた練習メニューを組み立ててみましょう。
自分の得点パターンが思いつかない人は試合をビデオに撮って分析してみてはいかがでしょうか。
練習方法
フットワーク練習はサーブレシーブから
時短練習法ではいかに「試合のための練習」を行うことができるかが鍵になります。
フットワーク練習となるとロングボールから始める方が多いのではないでしょうか。しかし実際の試合はサーブから始まります。より実戦に近づけるためにフットワーク練習を行う際はサーブから始めることが重要になります。
実戦に近いサーブからの3球目
例えば下回転サーブを相手のバック前に出し、それをバックにツッツキしてもらい、回り込んで3球目攻撃の練習メニューですと、きれいな下回転からのきれいな下回転ツッツキ、きれいな3球目ドライブといった練習をしている方が多いのではないでしょうか。しかし、実際の試合ではサーブではきれいな下回転サーブになることは少なく、大抵は若干の横回転が混じります。それをツッツキでレシーブした場合、若干の横回転が混じった下回転で返球されます。また、自分のサーブが効いている場合や相手がレシーブを読み違えた場合、若干浮いて返球されます。それを3球目攻撃するとなると、普段練習をしている3球目の球質と違うためミスが出ます。これがいつも練習でできているのに試合でできない要因の一つです。時間が限られている場合は、新しい技術を覚える時は別ですが、普段の練習では限りなく試合を想定して行うことが重要になります。順横下回転を多用する選手、逆横下回転を多用する選手、様々な選手がいますが、普段実戦で使うサーブから3球目攻撃の練習をしてみて下さい。
実践的な練習を優先する
時間のある強豪校の選手はフォア2本バック2本のフットワーク(通称2本2本)をよく行います。この練習は調子を上げるためにはとても良い練習なのですが、実際の試合となるとあまり使用する機会がありません。
実際に私のチームメイトで2本2本やワンコースブロックはとても上手なのですが、試合ではあまり勝てない選手がいました。普段の練習が「練習のための練習」になってしまっているのです。
2本2本やワンコースも重要な練習なのですが、限られた練習時間の中では実戦的な練習に時間を割いた方が良いと思います。
日頃の行動から卓球につなげる
卓球をしていない時間の使い方も大切です。例えば自分の好きな選手の動画を見る、卓球に関する本などを読む、次の練習のメニューを考えておくなどが挙げられます。
動画についてはこちらの記事も参考にしてみて下さい。
その他には通勤通学時にエレベーターやエスカレーターを使わず階段を使用する、一駅手前で降りて歩く、といったことも有効です。何か迷った場合は「今、行っている行動は卓球にプラスになっているか」を自問自答してみて下さい。答えは出てくるはずです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。練習時間中には試合のための練習になっているか、練習時間外では卓球のための行動になっているか考えることが大事だということをお伝えできたかと思います。もちろん、学生は学業、社会人は仕事が優先になってくるかと思います。その中で無理せずに試行錯誤しながら卓球にプラスとなる行動を取っていただけたらと思います。
仕事に学業に忙しい毎日の中で卓球のためにストイックに過ごすことは難しいことだと思います。そんな時は少々レベルを落としても続けるようにしてみて下さい。毎日少しでも前進することが重要になります。
それでは。
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