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一本目からベストプレーを目指す

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こんにちは!
白馬@サラリーマンカットマンです!

SNSによると各都道府県で東京選手権予選が行われているようですね。私はコロナ禍以降、試合には出ていないのですが、SNSにアップされている組み合わせを拝見させてもらったところ、一回戦から激闘が繰り広げられている模様です。

一回戦から激闘となると勝つためには始めの一本目から全力で戦わなければならないと思います。立ち上がりが大事な11ポイント先取、5セットマッチのルールにおいてスロースターターでは序盤で流れを引き寄せられないと勝てる確率が一気に下がってしまうと思います。

では逆に試合の立ち上がりを制することができれば、格下に負ける可能性を下げ、格上に勝つ可能性も上がるのではないのでしょうか。

それではお話ししていきたいと思います。

予選会とオープン戦のタイムテーブルや試合数の違い

オープン戦となると午前中はリーグ戦を行い、午後からはリーグ戦の戦績に応じて決勝トーナメントが行われるパターンが多いかと思います。その場合、たくさん試合をすることができるので決勝トーナメントのターニングポイントに向けて徐々に調子を上げることができるかと思います。午前中のリーグ戦で少々身体の動きが悪くても挽回できる可能性が高くなります。時間と試合数を使って自分のペースで調子を上げることができるのです。

対して都道府県の各種予選会は試合数が少なく、一回戦から強敵と試合する可能性が高いため最初の一本からベストパフォーマンスを発揮する必要があります。事前準備を怠っているとあっという間に2セット取られてしまい、やっと調子が出始めた3セット目も競って落としてしまい、結果0-3で敗退というパターンも多くあります。

これは全日本選手権でスーパーシードが登場する4回戦においても同様のことが言えます。全日本卓球選手権の4回戦はスーパーシード選手にとっては初戦になりますが、挑戦選手は全日本選手権という激戦を3回も勝ち進んできております。よってスーパーシード選手の調子が上がり切る前に負けてしまうということがしばしばあります。
もちろんスーパーシード選手ですので事前準備を怠ることはまずないのですが、それでも初戦となるとトップ選手でも一本目からベストパフォーマンスを出し切ることは難しいと考えます。



対策

会場練習

朝に練習時間が設けられていることが多いと思いますが、この練習はできないことをやるのではなく、今まで練習してきたことを確かめる意識で練習してみることが重要だと思います。普段の練習ではできていても試合ではできないことが多くあります。逆はほとんどないと言って良いと思います。そうであれば今までの技術の確認と試合会場の台や雰囲気に慣れることに時間を費やした方が効率的です。
また、試合の予定が昼からであれば、学校や卓球場で軽く練習してから行くことも選択肢として挙げられます。

ウォームアップ

自分の試合前には軽くジョギングやストレッチ、素振りなどで身体を温めておくことが大切です。また、イメージトレーニングも重要になります。
イメージトレーニングについてはこちらもご参照いただけたらと思います。

イメージトレーニングの大切さ

食事

事前にタイムテーブルが発表されている場合は試合当日の食事を調整することも重要です。満腹でも空腹でも最高のパフォーマンスを発揮することは難しくなります。
例えば朝食時間が午前7時、試合開始予定時間が午前9時の場合、軽めに朝食を済ませて会場で調整。朝食時間が午前7時、試合開始予定時間が午前11時の場合、しっかり朝食を食べて、試合会場で調整などが挙げられます。

会場で組み合わせやタイムテーブルが発表される場合はどちらでも対処できるように朝食は軽めの方が無難です。試合会場でタイムテーブルが発表されてから調整しましょう。
また、試合前はバナナやおにぎりなど消化によくすぐエネルギーになるものが良いです。また、ゼリー系飲料もおすすめです。



まとめ

いかがでしたでしょうか。
記載したことは至極当たり前のことかもしれません。
カットマンといえば、1、2セット目は取られても徐々に取り返し、最後はセットオールで勝つというイメージがあります。しかし、現代卓球においてはカットマンであっても立ち上がりを大事にして落とすセットは1セットでも少なく、落とすポイントは1ポイントでも少なく勝つことが重要であると思います。その意識を持った結果として逆転勝ちへとつながっていくと考えます。

戦術については過去に書籍も紹介させてもらっているので、そちらもご参照いただけたらと思います。

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1-1の場面でも9-9の場面でも同じ一本です。いつでも最高のパフォーマンスを発揮できるように事前に準備をしておきましょう。

それでは。

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