こんばんは!
白馬@サラリーマンカットマンです。
もうすぐ梅雨明けでしょうか!?
体育館は気温も湿度も高く、少しの練習でもバテ気味の季節がやってきました。
水分補給と体調管理を上手にして練習していきましょう!ライバルに差をつけるチャンスです!
今日は番外編の第二弾!ということでおすすめ書籍の紹介をしたいと思います。
その名も「敗者を勝者に変える卓球戦術ノート」です!
名前に惹かれますねー。先日発売したばかりのこの本は高島規郎元全日本監督著で現代卓球についてわかりやすく解説されています。
高島元監督といえば全日本選手権で3回優勝、1975年コルカタ世界選手権で第3位、ミスターカットマンと称されるカットマン憧れの存在です。
学生時代は高島元監督の講習会に何度か参加させてもらっていました。
高島元監督は理論派で講習会ではホワイトボードを使いながら座学と実践を織り交ぜるスタイルで受講者の技術力向上に貢献されていました。
打球練習だけに関わらず身体の休め方、試合前の過ごし方など生活の全てを卓球に結びつけられ、勝つためには日頃からの行動が重要であると思い知らされました。非常に有意義な講習会であったと思います。
今日はそんな高島元監督が書き上げた一冊を紹介していきたいと思います。
基本情報
内容(「BOOK」データベースより)
偶然の勝ちはあるが、偶然の負けはない。勝利するためのヒントが満載の「勝ちノート」!
卓球の試合を技術だけでなく、戦い方、メンタルの面からも掘り下げていくと、そこには「勝利の定石」がある。
単行本(ソフトカバー): 304ページ
発売日:2019年4月19日
定価:1,700円+税
内容
前半では勝つための試合での考え方や動きや打法を自らの言い回しで解説されています。文章から戦況をイメージして読み進めるスタイルなのですが、図解もありスッと頭に状況が入り込んできます。攻撃選手のフットワーク等練習方法も多く記載されているので、ミスターカットマンが執筆したものですが攻撃選手にもしっかり対応した一冊になっています。
後半ではカットマンやシェークドライブ型、ペン表速攻型など各戦型別から見た卓球の戦術や攻略法が深く解説されています。他にもチキータからの戦術の解説や張本選手・伊藤選手など現在世界のトップで活躍する選手の分析も非常に面白いものとなっています。
また、指導者に向けた章もあります。最近では体罰等が社会問題になっていて昔の指導方法では通用しない部分が多く出てきています。頭ごなしに叱るのではなく選手と指導者の信頼関係を強くすることが重要です。以上を踏まえたその他これからの指導方法など指導者に向けた内容にもなっていますので、選手のみならず指導者の方にもぜひ読んでいただきたい一冊になっています。
まとめ
卓球をある程度やり込んでいて次のステップを目指している方が対象であると思います。前述しましたが文章から戦況等をイメージしながら読み進むタイプの本ですので初心者にはやや難しい内容かもしれません。向上心の強い方は前線で活躍するトップ選手の思考に触れることができるので意識改革になると思います。
以前より当ブログでも触れていますが、プラスチックボールになってから全日本選手権でランクに入るカットマンがいなくなってしまいました。やはり用具やボール等の差によるものは大きいようです。私自身もプレーヤーですのでプラスチックボールになってからその変化を痛感しています。
この本ではその中でこれからのカットマンの用具や戦い方について解説されています。
私自身も読んでみて共感する部分が多くありました。一つだけ紹介させてもらうとプラスチックボールではセルロイドに比べると回転量が落ちている点です。回転量が落ちると回転を操り変化をつけるカットマンには不利になります。それではどうすればよいのか。
続きは購入してお読みいただければと思います!
トップ選手の考え方に触れることのできるいい機会になると思いますのでぜひおすすめします!
それでは!
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