こんばんは!
白馬@サラリーマンカットマンです。
冷え込む季節になってきましたね。
体育館は夏は暑く冬は寒い環境です。冬は手にピン球が当たるだけでとても痛いですよね。
今日は番外編の第四弾!ということでおすすめ書籍の紹介をしたいと思います。
その名も「選手をつぶす指導者なら、選手がコーチになればいい。高島規郎の『選手を強くする』指導者論」です!
基本情報
内容(「BOOK」データベースより)
選手への指導で悩むあなたへ贈る「コーチングブック」。そして、指導者を持たない選手、卓球が強くなるために自分ひとりで練習と向き合っているあなたへ。指導者は選手一人ひとりの心の中にいる。指導者があなたを強くするのではない。あなたが自分を強くする「指導者」なのだ。
単行本(ソフトカバー): 304ページ
発売日:2019年11月14日
定価:1,700円+税
内容
最近では卓球に限らず、野球やサッカーなど様々な部活動で体罰など行き過ぎた指導が問題となっています。特に学生にとって指導者は絶対なる存在であり、一個人が意見することが難しい環境にあります。
指導者とは何か、指導者がいることのメリット、デメリット、指導者としての具体的な指導法など従来とは違った目線で書かれています。
戦型別の技術強化のコツ、選手のメンタルケア方法、選手のモチベーションアップ方法等、指導者目線で書かれた一冊になります。主に指導者目線ではありますが、選手が読んでも理解し易い内容になっています。
指導者はコーチというよりガイドであり、勝利へ導く案内人と説いています。
卓球王国に連載された「モンダイは指導者だ」の記事に加筆・修正等を加えたものになります。
まとめ
強豪校やクラブチームでもない限り、なかなか指導者はいないと思います。その様な状況の中でカットマンの指導者となると全国的にもほとんどいないのではないでしょうか。
私自身の体験をお話ししますと、学生時代は指導者がいましたが、基本的にはレギュラー中心とした指導になりがちでした。選手と指導者の卓球の考え方が合わないこと、指導者も人間なので選手や技術に対して好き嫌いがあるということなど指導者がいることによる弊害も存在します。繰り返しになりますが、学生にとって指導者は絶対なる存在であり、一個人が意見することが難しい環境にあります。指導者に嫌われないように指導者の顔色を伺うような練習をすることもありました。また、指導者に嫌われていまい、一切指導されない選手もいました。
指導者がいる方が技術的には飛躍的早く向上すると思いますが、指導者がいることのデメリットもあるということを身をもって知りました。
筆者である高島元監督は指導者なしで勝ち上がり、世界選手権に日本代表として出場されています。
自分が成長できないのは、指導者がいないからなのでしょうか。自分の成長させるのは自分自身のはずです。卓球を通して仕事やライフスタイル、そして人生までも考えられる一冊であると思います。
おすすめの一冊ですのでぜひ読んでみて下さい!
それでは!
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