こんばんは!白馬@サラリーマンカットマンです。
すっかり秋らしい気候になってきました。1年の中で一番運動しやすい季節ですね!動きやすいこの時期にたくさん練習して実力を上げていきましょう!
今日は戦術について展開していきたいと思います。
カットマンだからといってすべてカットしなければならないルールはありません。状況に応じてドライブ、ブロック、ロビングなど様々な技術が要求されます。
今日はその中でロビングの重要性について触れていきたいと思います。
ロビングの役割
時間を稼げる
早いタイミングで連続ドライブを打ちこまれた時に十分な態勢でカットできないことがあります。早いタイミングで連続ドライブを打ちこまれると、カットに変化をつけにくく、ただ返すだけのカットになりがちです。相手選手のレベルが上がってくると返すだけのカットではなかなかミスしてくれず、そのまま早いタイミングの連続ドライブで押し切られてしまいます。それを防ぐためにロビングを1本混ぜることが重要です。ロビングは相手コートにボールが到達するまでの時間が長く、その間に態勢を立て直すことができます。注意点としてはロビングの後には必ずスマッシュを打ち込まれますので、深いロビングにすることが重要です。深いロビングであれば相手選手は叩き付けるスマッシュを打ちにくく、また自分コートにボールが到達するのが遅くなりますので、スマッシュに対してカットがしやすくなります。また、ロビングに回転をかけることによって相手のスマッシュコースを限定させることも重要です。
タイミングを崩せる
カット打ちの場合は下から上にラケットを振り上げます。ロビング打ちの場合はラケットを上から下に振り下ろします。このようにスイングの動作が違えば相手のラケット角度が狂いやすくなります。
ある程度勝ち進んでいくと相手のレベルが上がり、カット打ちのみだと角度が安定してきて相手はなかなかドライブミスをしてくれなくなります。
カットとロビングでは球質が異なりますので相手は打法を変えざるを得ません。相手に安心して打たせないように工夫していきましょう。
ドイツのカットマン、フィルス選手はロビングを多用して相手のタイミングを崩しています。
台との距離感を養える
深くロビングしようとした場合、現在の自分自身のポジションが中陣か後陣かで台との距離が変わります。全く同じボールが来た場合、後陣の時と同じインパクトだと中陣ではオーバーミスしてしまいます。
この台との距離感ですが、すべての技術共通の考えになります。ロビングの場合は上空の空間を利用しやすいため、台との距離感を養いやすいです。
これぐらいの力で打てば深く入る、中陣なので力をあまり入れない等、一球一球台との距離感を考えながら練習しましょう。
ロビングを上達させるためには
残念ながらあっという間にロビングを上達させる方法はありません。毎日コツコツ練習に取り組んでいきましょう!
具体的なメニュー(例)
①ワンコースでスマッシュをロビング
②ワンコースでドライブをロビング
③ランダムでスマッシュをロビング
④ランダムでドライブをロビング
⑤ロビング⇒スマッシュ⇒カット⇒ツッツキ⇒ロビング⇒スマッシュ・・・(繰り返し)
ロビングのコツは高く上げることです。上空の空間を上手に利用しましょう。
中途半端なロビングになると相手に思い切りボールを叩き付けられてしまいます。練習時から高くロビングを上げられるように意識することが重要です。
高く深いロビングに対してストップがしにくいので次のボールをスマッシュに限定させることができます。
最初からガチガチにロビング練習に取り組まず、休憩時間などに遊び感覚で始めてみてはいかがでしょうか。
まとめ
いかがでしたでしょうか!?
カットマンだからと言ってもカット、ツッツキのみならず様々な技術が要求されます。今日はその中でロビングの重要性についてお伝えできたかと思います。
カットマンはカット、ツッツキだけでなくドライブやブロックなど習得すべき技術が多くあります。ロビングは後回しになりがちですがカットマンとして勝ち上がるためには必要な技術です。まずは遊び感覚からでいいので少しずつ練習に取り入れていきましょう。
実戦ではロビングの次は必ずと言って言いほどスマッシュを打たれます。そのスマッシュをしっかりカットできなければせっかくのロビングを活かすことができません。ある程度ロビングができるようになったらカットと組み合わせてより実戦的な練習をするようにしましょう!
それでは!
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