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ラケット角度の考え方

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こんばんは!
白馬@サラリーマンカットマンです!

日中は暑い日が続きますが朝晩は冷え込みやすくなってきました。だんだんと夏から秋へと変わっていきますね。季節の変わり目は体調管理に気をつけてがんばっていきましょう!

今日はカット時のラケット角度についてお話ししていきたいと思います。
カットしたボールがなんとなく安定しない、強打をうまく抑えられずオーバーミスしてしまうといった悩みがあると思います。そんな時はカットのラケット角度がツッツキと同じような角度になってしまっている場合が多いと思います。ツッツキの角度は対下回転が多いのでラケットの面が上を向いている場合が多いのですが、カットの場合は対上回転になりますので同じような角度では安定しにくいといった理由があります。

それではお話していきたいと思います。



ラケット角度

そもそもカットマンに限らず卓球においてラケット角度の考え方は重要になります。なぜなら相手のボールの威力と回転に対して適正なラケット角度を出すことができればほとんどスイングせずとも相手コートにリターンできるからです。

下の図をご覧下さい(下手くそですいません)。

図1

図1(上回転)

右側に打球者がおり、矢印の方向にボールが回転しているとします。このボールを相手コートに返球しようとした場合、どのポイントでボールに触れば良いでしょうか。正解は2番です。上回転のボールに対してラケット角度を被せてあげないとボールはオーバーミスしてしまいます。強打を抑えることができないカットマンの多くはツッツキと同じように4番のポイントでボールに触ってしまっているのです。

では次のような場合はどうでしょうか。

図2

図2(下回転)

この場合は下回転ですので4番のポイントでボールに触ることが重要になります。

実戦ではこれに横回転も加わりもう少し複雑になるのですが基本的な考え方は同じになります。この考え方はブロックでもカットでも共通になります。



ラケット角度を意識した練習

上記の考え方を前提にカットマンとして実践するためのポイントは2つあります。

  • 中陣でも前陣でカットしているイメージをもつ
  • ボールを真上から見れるぐらいに引き付ける

1つずつ見て行きましょう。

中陣でも前陣でカットしているイメージをもつ

例えば卓球台を壁際まで引き寄せた狭い空間でカットする練習をイメージしてみて下さい。限られた狭い空間でドライブボールを処理することになりますので自然とラケット角度は立ちやすくなると思います。

また、少しでもドライブボールの威力を軽減するためにギリギリまで身体に引き付けてから打球せざるを得ない状況になると思います。この状況を普段のカットポジションでも意識することが重要になります。

ボールを真上から見れるぐらいに引き付ける

図1の2番のポイントでボールを触ろうとするとギリギリまで身体にボールを引き付ける必要があります。まだボールを十分引き付けられていないのに手を伸ばして打球してしまうと図1の4番のポイントでボールに触ってしまいます。

図1の2番のポイントでは強烈な上回転でもしっかりと威力を抑えてカットすることができますが図1の4番のポイントだと強烈な上回転を抑えきれずオーバーミスが多くなってしまいます。

ボールを引き付けることで得られるメリットは身体を使ってカットができることです。強烈な上回転でも身体全体でボールを抑えることができます。逆に身体から遠い位置で打球してしまうとボールの威力に負けてしまいます。

また、図1の2番のポイントでボールに触るためにはバックスイングを高くとる必要があります。



まとめ

いかがでしたでしょうか。卓球というスポーツではラケット角度が重要であるということをお伝えできたかと思います。
後ろに無限に空間があると強打に対してどうしても下がってカットをしがちになってしまいます。ラケット角度を意識することによってどのポジションでもカットで返すことが容易になります。

どのようなボールに対してどのような角度を出せば安定するか模索しながら練習に取り組んでみましょう!

それでは!

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