こんばんは!
白馬@サラリーマンカットマンです。
今日はツッツキについて投稿したいと思います。
ツッツキはカットマンになくてはならない技術です。簡単にミスをしないのはもちろんのこと、タイミングの早いツッツキで相手の時間を奪ったり、山なりの遅いツッツキで自分の時間を作って次のカットに結びつけるために重要な技術です。
また、ツッツキと一言で言っても攻撃型のツッツキとカットマンのツッツキは考え方から技術に至るまで別物です。今日はカットマンのツッツキについてその重要性や役割についてお話したいと思います。
ツッツキの役割
時間を作る
カットマンの基本のツッツキは攻撃型のツッツキに比べて打球点もスピードも遅いです。この特性を利用して次のカットへの準備時間とします。態勢を崩されても打点の遅いツッツキで態勢を整えます。そのためには打球後の戻りを早くする意識をもつことが大事です。時間を作るツッツキはカットマンとしての基本になります。
強打を防ぐ
どんなに素晴らしいツッツキでも相手に思い切り打たれては次のカットのラリーが劣勢になります。早い打点のツッツキや相手の読みとは逆のコースを狙うツッツキで相手の時間を奪い、強打を防ぐことによって次のカットのラリーの展開につなげていくことが重要です。
攻撃をしている
カットマンはツッツキで攻撃をしているという意識を持つことが重要です。また、相手にツッツキを「打たれている」のではなく相手にツッツキを「打たせている」という意識を持つことです。相手に思い通りに打たせることができると心理的にも余裕が出て有利な展開を作ることができます。
ポイント
ツッツキ単体で点を取りにいくのではなくて次の展開を有利にするためにツッツキをする意識をもつことが重要です。
ツッツキを上達させるためには
残念ながらあっという間にツッツキを上達させる方法はありません。毎日コツコツ練習に取り組んでいきましょう!
具体的なメニュー(例)
①フォアクロスツッツキ100往復、バッククロスツッツキ100往復
②ミドルvsミドルツッツキ100往復
③ランダムツッツキ100往復
コツとしては手よりも足を動かすことです。手の力は抜いておき、打球する瞬間だけ力を入れるようにします。打球の時はスポンジで厚く捉えるのではなく、ラバーのシートで薄く捉えることを意識します。
慣れてきたら、100往復を200、300~1000往復と回数を上げてきましょう。また、ツッツキ練習開始最初のラリーで達成できるように心掛けます。
ツッツキが安定してきたらツッツキに変化を入れたり、攻撃に結び付けたりとバリエーションを増やしていきます。
ツッツキ上達への壁
ツッツキ練習の最大の難関は地味でつまらないことです。隣のコートではチームメイトが豪快なドライブの応酬を展開しているのに自分はツッツキ100往復をしている・・・。特に中高生が陥りやすい思考だと思います。これは私も経験があって痛いほど気持ちがよくわかります。でも社会人プレーヤーになった今だからこそはっきり言えます。気にしなくていいです。隣は隣のコートでドライブの応酬をさせておいて、自分は今はツッツキの練習をがんばる。でも試合で最後に勝つのは自分だと言い聞かせながら練習に取り組む。実際にツッツキが安定すれば試合でも勝ちやすくなるので目標の試合で勝ち残りやすくなりますし、試合会場でカットとドライブの応酬で試合会場を沸かせることができますよ!
その瞬間だけの練習の気持ちよさを取るのか未来の試合の結果をとるのかはあなた次第です!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ツッツキは一見地味な技術ですが安定したカットと攻撃の礎になる大事な技術です。ツッツキが安定するだけで勝ちやすくなるので、初心者ほど最初の段階でぜひ習得してほしいです。トップ選手のカットマンの試合を見ていても糸を引くようなカットと豪快なドライブに目が行きがちなのでツッツキにはあまり注目されませんが、よく見ているとツッツキを起点に質の高いカットやドライブが展開されていることがわかるかと思います。またツッツキミスもほとんどありません。
県大会出場、関東大会出場、全国大会出場とそれぞれの目標があると思いますがどれを達成するにしても重要な技術になります。決して疎かにせず日々の練習を大事にしていきましょう!
それでは!
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