こんにちは!
白馬@サラリーマンカットマンです。
残暑厳しい毎日ですね。一度下がった気温に慣れてしまったため、猛暑日が厳しいこの頃です・・・。
今日は縦回転カット、横回転カットとナックルカットについてお話したいと思います。
ある程度カットのミスが減ってきたら、ただカットするだけではなく次につながるカットをする必要が出てきます。対戦相手のレベルが上がってくるとただカットで返球するだけでは対戦相手がなかなかミスしないので、ラリーの展開が徐々に苦しくなり点数を取りにくくなるからです。
そこで点数を取るためにカットに変化をつける必要があります。うまくカットに変化をつけられるようになると相手のプレーを制限することができ、ラリーの展開を支配しやすくなります。
回転を支配できるようになると、カットそのもので点数を取ることもできますし、変化カットを起点として攻撃で点数を取ることもできるようになります。
カットの種類には大きく分けて回転系カットとナックルカットの2種類あります。回転系カットを更に細分化すると下回転、横下回転となりナックルと合わせて3種類になります。
回転系カットの定義としては縦カット=真下回転系カット、横カット=横下回転系カットとします。
それではそれぞれ見ていきましょう!
縦回転カット
メリット
・遅くゆっくりとしたカットになるため、体勢が悪い時に時間を稼げる。
・強打されにくい。
デメリット
・相手にも時間を与えてしまう。
縦回転カットの場合、相手は強打をしようとする時、フラットで打つと回転に影響されやすいため軸を外してややカーブドライブやシュートドライブ気味に打たなければなりません。また回転に沿って打つ場合はループドライブになりやすいです。
相手の体勢が崩れている時に使うと体勢を整えられてしまうため、相手をよく見る必要があります。
横回転カット
メリット
・曲がって沈む軌道になるのでタイミングを外しやすい。
・縦回転カットよりも速く相手コートに届くので相手の時間を奪える。
デメリット
・タイミングを合わせられると早いタイミングで強打を打たれる。
・うまく回転を利用されると厳しい返球をされる。
カットを横下回転にすることで斜めに曲がって沈む軌道になります。これにより相手のタイミングや待ちを外しやすくなります。下回転の影響が少ないのでタイミングを合わせられると相手は強打を打ちやすくなります。カットを見切られてうまく回転を利用された場合、イレギュラーなボールになりやすく角度調整が必要になります。
ナックルカット
メリット
・相手のラケット角度を狂わせることができる。
・揺れて落ちるボールになるため、相手のタイミングを狂わせることができる。
デメリット
・カットに回転がかかっていないので安定させにくい。
・見切られるとスマッシュをたたきこまれてしまう。
最も打ちにくいカットがナックルカットと言われています。下回転打ちが上手い選手でもナックルカットを打てない選手は多くいます。見切られてしまうと横回転カット以上に強打をたたきこまれてしまうので、回転系カットにうまく織り交ぜる必要があります。
ナックルカットについてはまたの機会に詳しく取り上げたいと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
回転系カットである縦回転カットと横回転カットの特徴は表裏一体となっています。
縦回転カットも横回転カットも得意不得意はありますが、一長一短なので片方だけではなく状況に応じてどちらも使えるようにしたいところです。
縦回転カットと横回転カットをうまく使い分けることができれば、カットそのもので点数を重ねることもできますし、カットからの攻撃への展開も容易になります。
いきなり両方を完璧にするのは難しいので得意な方のカットを主軸に縦回転と横回転を織り交ぜた試合展開をしていきたいですね!
そこから更にナックルカットを織り交ぜることができれば、3種類のカット+攻撃となるので試合展開がぐっと有利になります。
実践ではカット3種類(縦回転カット、横回転カット、ナックルカット)×攻撃3種類(スピードドライブ、ループドライブ、スマッシュ)となるため、得点パターンだけでも最低9種類以上確保することができます!
カットマンにもまだまだ可能性があると思いませんか!?
縦回転カット、横回転カット、ナックルカットをマスターして上位進出を目指していきましょう!
それでは!
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