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ディグニクス09C カットマンおすすめラバーシリーズ Vol.9

更新日:

こんばんは。
白馬@サラリーマンカットマンです。

ぼちぼちと練習再開できております!
暑くなってきましたので熱中症対策に感染症対策と今まで通りスムーズな練習とはいかないと思いますが、置かれた環境で少しでもレベルアップするためにがんばっていきましょう!

最近は感覚を取り戻すことに精一杯で新しいラバーの試打ができておりませんでしたが、今日は久々にカットマンおすすめラバーシリーズをお届けしたいと思います。

第9弾はバタフライのディグニクス09Cです!

既にラインナップされているディグニクスシリーズの粘着性ラバーになります。スプリングスポンジXを搭載しており粘着ラバーの弱点であった飛び具合を解消しています。
一昔前の粘着ラバーといえば狂飈にスピードグルーを塗りたくって金属音を響かせていた選手が多いイメージでしたが、昨今のルール改正によるスピードグルー禁止、プラスチックボールへの変更によりあまり見かけなくなっていました。

最近の粘着ラバー使用選手はヤサカの輝龍や翔龍を多く見かけるようになりました。バタフライは粘着ラバーのシェアにどのように食い込んでいくのでしょうか。カットマン目線でレビューしていきたいと思います。

輝龍に関しましては過去の記事を読んでいただければと思います。

輝龍 カットマンおすすめラバーシリーズ Vol.7



基本情報

性能はバタフライ公式数値によると

  • タイプ:粘着性ハイテンション裏ラバー
  • スピード:13
  • スピン:13
  • スポンジ硬度:44
  • 原産国:日本
  • 定価:オープン価格

となっております。

ディグニクスシリーズはバタフライホームページからも特設サイト開設やプロモーション動画投稿など力の入れ具合が見て取れます。

レビュー

長所

  • 回転をかけやすく安定しやすい。
  • 粘着ラバーでありながらも弾みが出る。

攻撃時はボールをつかんで回転をかけることを意識すればスポンジの力でいい具合に相手コートに収まると感じました。
カット、ツッツキではボールを食い込ませて打つと安定すると思いました。
粘着ラバーですので普段から中国ラバーを使っている選手に向いているラバーであると思います。

短所

  • 思ったボールを出すには多少スイングスピードが必要。
  • 初級者には扱いづらい

テナジーシリーズに比べて少し硬めのスポンジになっていますので足腰を使ったしっかりとしたスイングをする必要があります。
全体的にとても性能が良く安定しているラバーですが粘着性ということもあり、カットマンでも少し使う選手を選ぶといった印象がありました。
初級者の方はまずはグレイザーシリーズから使用してみてはいかがでしょうか。
グレイザーシリーズについては下記の記事も参考にしてみて下さい。

グレイザー09C カットマンおすすめラバーシリーズ Vol.14

グレイザー カットマンおすすめラバーシリーズ Vol.15



まとめ

いかがでしたでしょうか!?
粘着性ラバーの弱点である反発力をうまく解消した高性能ラバーであることをお伝えできたかと思います。
ディグニクス09Cの場合は回転をかけることに意識をおいて、後はラバーにまかせるとうまく性能を引き出せるのではないかと思いました。

テナジーシリーズやディグニクスシリーズを貼る際は、しっかり攻撃もできることが前提になると思います。両シリーズとも位置付けとしては攻撃用ラバーになるのでラバーの最大値を引き出せるのはドライブなどの攻撃的技術であると感じます。その前提があってカットマンとしてどのようにカットと融合していくかがカットマンとしてラバーの性能を引き出せるかのカギになると思いました。

ラバー選定時の一つの参考としていただければと思います。

それでは!

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