こんにちは。
白馬＠サラリーマンカットマンです。
段々と夏に近づいていますね。急激な気温上昇で熱中症にならないように体調管理には十分気をつけて練習していきましょう。
今日はカットマンおすすめラバーシリーズをお届けしたいと思います。
第15弾はバタフライのグレイザーです！
グレーのスプリングスポンジXを搭載した、ハイテンション裏ラバーです。以前レビューしたグレイザー09Cは値段と比較してかなり性能が良かったので今回も楽しみにしていました。位置付けとしてはディグニクス05の廉価版になるのでしょうか。
それではカットマンとしてレビューしていきたいと思います。
基本情報
性能はバタフライ公式数値によると
- スピード：81
- スピン：73
- 弧線：82
- スポンジ硬度：38
- 定価：5,500円＋税
となっております。
数値としてはグレイザー09Cと比較して回転よりもスピードにステータスが振られていると感じました。
レビュー
長所
- オーソドックスで完成されている
- トレランスが効いている
- コストパフォーマンスに優れている
スプリングスポンジXを搭載している分、トレランスが効いているのでしっかりスイングさえすれば多少曖昧な角度でも自動で調整してくれます。ロゼナの上位互換といった印象です。
打ってみてグレイザー09Cと同じく、値段以上にかなり性能がいいと感じました。
オーソドックスなハイテンションラバーですが、全ての技術が無難にやりやすく、台に収まります。
こちらもグレイザー09Cと同じく自分で打つというよりある程度ラバーに任せてしまった方が、良いボールが出ます。
ラバーに任せて打った方がいいボールが出やすいのは、スプリングスポンジXの特徴かもしれません。
ディグニクスシリーズと比べて安価になっていますので、手が届きやすいラバーだと思います。スプリングスポンジXを試してみたい選手は一度試していただければと思います。
短所
- やや球持ち感に欠ける
- シートがやや滑る
どうしても比較対象がグレイザー09Cになってしまうのですが、グレイザー09Cよりも球持ちが少し物足りないと感じました。球離れが早く、少し滑る感じがします。その分、やや弧線も描きにくいです。
グレイザー09Cには付属している粘着シートも付属していないので、コンセプトとしても回転重視ではなさそうです。カットマンというよりも攻撃型選手のバック面に貼ればかなり性能が発揮されるのではないかと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか。カットマンとして合う合わないはあると思いますが、この価格でこの性能はかなり良いと思います。
グレイザー09Cと比較した場合は、カット系の技術よりも攻撃系の技術の方が安定することから、攻撃割合が多めのカットマンに向いていると感じました。
ラバーの力を利用して安定してボールをコートに収めることができる分、フォームを固めたりフットワーク練習に力を注ぐことができます。グレイザー自体のポテンシャルが高いのでそのまま使ってもいいですし、グレイザー09Cと同じく将来ディグニクスシリーズを使うにあたってロゼナなどからステップアップできるラバーだと思いました。
コストパフォーマンスに優れ、オーソドックスにクセの少ないラバーですので、攻撃割合を増やしたいカットマン、これから攻撃を練習したいカットマンに試してほしいラバーだと思いました。
グレイザー09Cについては以前レビューしましたのでこちらを参照いただけたらと思います。
それでは。
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