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バーティカル20 カットマンおすすめラバーシリーズ Vol.4

更新日:

こんばんは。
白馬@サラリーマンカットマンです。

七夕の夜、いかがお過ごしでしょうか!?
企業戦士の私は今日も元気に出勤でした(笑)

気を取り直して・・・
今日はカットマンおすすめラバーシリーズ第4弾です!
STIGAのバーティカル20を紹介したいと思います。



基本情報

粒高ラバーとしてはめずらしい縦目のラバーになります。


グリップで粒が揃っています。

性能はSTIGA公式数値によると

  • スピード:6
  • スピン:6
  • コントロール:10
  • 変化:5
  • スポンジ硬度:20±3
  • 日本製
  • 定価3,600円+税

となっております。

バーティカルにはスポンジ硬度が20度のものと55度のものがありますが今回は20度のレビューになります。



レビュー

長所

  • 縦目の粒がボールをしっかりつかむのでカットやツッツキが安定する。
  • 後陣はもちろん、前中陣でも安定したカットを送れる。

プラスチックボールに対応した仕上がりになっています。硬度20度のスポンジと縦目の粒がうまくマッチしていて安定したカットやツッツキを送ることができます。しっかり粒がボールをつかむことによってカットが相手コートで失速し、ボールが台におさまります。
粒の形状ややわらかさはカールP4に酷似しています。若干粒の硬さに違いはあるものの、違いは縦目のみと言っても過言ではありません。

短所

  • 縦目なので横目と同じスイングをするとうまく粒が倒れないので最初は戸惑う。
  • 横目に比べるとカットが直線的な軌道になるので初級者には扱いづらい部分がある。

最初は縦目に違和感を感じるかもしれませんが徐々に慣れてくると思います。グリップからスイングしないと粒が揃わないので横目の時より若干ラケット角度を調整する必要があります。



硬度の違い

STIGAから発売されたバーティカルとホリゾンタルにはそれぞれ20度と55度のスポンジが選べます。どちらも共通しているのは20度はコントロール重視、55度は変化重視ということです。20度はそれなりのスイングでもコントロールに優れていますが威力あるドライブに対してはやや抑えにくい特徴があります。対して55度は威力あるドライブにもしっかり対応できて変化もつけられますがスピードのあるしっかりとしたスイングができなければ扱いづらい特徴があります。
ですので粒高の扱いに自身のない方は最初に20を使用することをおすすめします。20を使用してみて粒の扱いに自信がついたら55へ変更するといいと思います。スポンジ硬度については裏ラバーと同じ考え方がしっくりくるかと思います。



まとめ

バーティカルのような縦目ラバーだとカットの軌道が直線的になりやすく相手コートにカットが突き刺さる弾道になります。カットで相手を詰まらせてチャンスを作りやすく次の攻撃につなげ易くなります。ですので攻撃割合が多めのカットマンは縦目を選択すると自分のプレースタイルに合うと思います。

表ラバーの場合、縦目、横目はTSPのスペクトルとスピンピップスが有名です。カットマンが使用しているのは横目であるスピンピップスが多いかと思います。縦目であるスペクトルは現在、木下マイスター東京の侯英超(ホウエイチョウ)選手が使用しています。侯英超選手はカットはもちろんのこと攻撃もかなりうまく、カットから攻撃の連携がスムーズです。正に縦目の性能をうまく引き出していると言えるでしょう。
バーティカルは他の粒高ラバーに比べると発売してまだ日が浅いので使用選手が少ないですが、バーティカルの良さが浸透してくれば徐々に使用選手が増えてくるかと思います。

カットマンの用具が減少する中で粒高ラバーの種類が増えたのはうれしい限りです。
粒高ラバーの中でも粒の高さ、スポンジの厚さ、スポンジの硬度、そして縦目、横目など選択肢が広がっています。
自分のプレースタイルに合わせてラバーを選択していきましょう!
このブログがカットマンのラバー選択の参考になればと思います。

それでは!

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