こんにちは。白馬＠サラリーマンカットマンです。
今回はあまり打ってこない相手に対する心構えを紹介したいと思います。
相手の豪打を何球でも軽やかにしのぎ、一瞬のチャンスボールを逃さず決める・・・。カットマンとしての醍醐味ですよね！
ですが試合を勝ち進んでいく中でカットマンに対してあえてドライブやスマッシュを打ってこない相手も存在します。そんな選手と対戦するとラリーが長引き、痺れを切らせてチャンスボールでもない難しいボールを打ちにいってミスしてしまう・・・。カットマンの方は一度は経験していると思います。
そんな選手と対戦する時のための心構えをカットマンとしての一般論や私の経験も交えてお話していきたいと思います！
カットマンの特性
カットマンは強く打たれれば打たれる程、前後左右に振り回される程、足が動いて調子が上がります。そして相手のボールに対してラケット角度がだんだん合ってくるとミスがほとんどなくなります。カットマンが後半戦に強く、逆転勝ちしやすいのはそのためです。
逆に1ヶ所にボールを集められたり緩いドライブばかり打たれたりすると足が止まってしまい、打球点やタイミングが合わず凡ミスしやすくなります。
意外だと思われましたか？
カットマンがあまり打ってこない相手に勝つにはどれだけうまく足を動かして自分のリズムを作れるかが重要になります。
なぜ打ってこないのか
あまりカットマンと対戦経験のない攻撃選手はカットマンをドライブやストップでとにかく前後左右に大きく揺さぶろうとします。そしてカットマンに調子を上げられてしまいカットマンの展開になって負けるというパターンが多いです。攻撃vs攻撃の場合はとてつもなく強いのにvsカットマンになると勝率が下がるタイプですね。
この場合は良いのですが問題はあまり打ってこないタイプの選手と対戦した時です。
このタイプには2パターンあります。
戦術として強いボールを打たないタイプ
戦術として強いボールを打たないタイプの場合、相手はカットマンの特性を理解しているため、意図的にカットマンのリズムを狂わせようとしています。
戦術として打ってこないタイプにはしっかりカットで粘ることが大事です。1つのラリーに1分でも2分でもかける気持ちで粘ることが大事です。安易に攻撃に頼らず、まずは１球１球カットの質を高めることが重要です。低いカットと高いカット、切れているカットとナックルカットを使い分け、しっかりカットでチャンスを作ってから攻撃しましょう。相手から余裕を奪い、相手に打たざるを得ない状況を作り上げましょう。
そもそもカット打ちが苦手なタイプ
こちらのタイプはそもそもカット打ちが苦手なため、あまりドライブを打つことができません。
カット打ちが苦手なタイプは中級者以上のカットマンならドライブを見るとわかりますが、そこでラッキーと思ってしまい棒立ち手打ちにならないように心掛けましょう。
カット打ちが苦手なタイプの場合、油断してこちらの気が抜けてしまって棒立ち手打ちになってしまい、結果としてカットマンのリズムが狂ってしまい負けてしまうこともあります。
相手がカット打ちが苦手だとしても気を抜かずにしっかり最後まで集中することが大事です。特に序盤でカットで簡単に得点できてしまうため安易に攻撃をしてしまうと、中盤以降だんだんと攻撃もカットもリズムが狂ってしまい、結果として負けてしまうということも大いにあります。カットで得点できている内はカットで得点すればいいのです。
例え始めの1セットを落としたとしても、焦らずに普段通りのプレーができれば結果はついてくるはずです。
対策
練習方法として一番効率的なのは多球です。フォアかバックの一点に緩いドライブを送ってもらいそれをカットする練習です。ポイントとしては一点にボールが集中すると棒立ち手打ちになりやすいので一球一球足を使ってカットすることです。そして一球毎にしっかりニュートラルポジションをとれるように意識することが重要です。あまりラリーが続かないレベルでも多球ならたくさんのボールをカットすることができます。フォアカット、バックカット共に慣れてきたら次はミドルにボールを送ってもらいます。ミドルにきたボールは瞬時に判断してフォアカットかバックカットで処理します。ミドルにきたボールは大きく動かないとバックスイングを取る空間を作ることができません。常にベストなポジションでカットできるようにがんばっていきましょう。この練習はやればやるほど感覚が養われ自分のためになります。他に比べると地味な割に大変な練習ですがものにすれば強力な武器になります。習得できるように心掛けましょう。
緩いボールをいかに攻略するか。攻略できればカットマンとして一皮剥けることでしょう。
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それでは！