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インナーシールドレイヤーZLF カットマンオススメラケットシリーズ Vol.4

更新日:

おはようございます!
白馬@サラリーマンカットマンです。

今日は恒例のカットマンオススメラケットシリーズをお届けしたいと思います!

第四弾はバタフライの「インナーシールド レイヤー ZLF」です!!



基本情報

公式キャッチフレーズは「ZLファイバー搭載の守備用モデル」です。「ボールをつかむ感覚」が特長であるインナーファイバー仕様のラケット。しなやかさと軽さが特徴のZLファイバーを搭載しており、カットに切れ味と安定感をもたらします。

性能としてはバタフライ公式数値によると

ブレード構成:5枚合板+ZLファイバー(インナーファイバー)

ブレード厚:5.1mm

ブレードサイズ:166×155mm(セミラージ)

グリップサイズ(長さ×厚×エンド幅):100×24×34mm(FL)・100×23×30mm(ST)

平均重量:85g

原産国:日本

定価:18,000円+税

となっています。

やわらかめの木材のインナーにZLファイバーを挟み込んでいます。

通常の特殊素材は上板のすぐ下に挟み込みますがインナーシールドレイヤーZLFの場合は中板のすぐ上に挟み込んでいます。

そのため打球時には特殊素材を使っていると感じさせません。

通常の打球時には木材の感覚が、強打に対する打球時には特殊素材の感覚が手に響きます。実際に使用しましたのでレビューしていきたいと思います。



レビュー

長所

・やわらかめの木材とZLファイバーで強打に対してもしっかりカットすることができる。
・球持ちがとても良く回転をしっかりかけることができるのでカット、ツッツキが安定する。
・カット系技術がやりやすいグリップになっている。

カットに関してはしっかりと抑えることができ、自分から回転をかけやすいので抜群の安定感を誇ります。攻撃に関してはスマッシュなどの弾く技術より、ドライブなどの回転をかける技術の方が安定しやすいです。回転性能に優れたラケットですので、粘り強く点を取るカットマンにおすすめです。

短所

・あまり弾まないので攻撃時にはしっかりスイングする必要がある。
・球速が遅いので攻撃を多用する選手はラバーとの組み合わせを考える必要がある。

特殊素材を使用していますが、あまり弾まないラケットですので特殊素材を意識しすぎると思っていた感覚と違うように感じると思います。
ラバーの組み合わせとしてはテナジーシリーズとの相性が良いと思いました。

まとめ

ブレードの形状もグリップの形状もカットマンの基本を的確に捉えた仕上がりになっています。
特殊素材を使っていますがインナーということもあり、とてもやわらかい打球感となっています。そのためカット、ツッツキが安定しやすいです。またコントロールにも優れていますので粘り強く点を取るカットマンと相性が良いのではないかと感じました。

安定感は抜群ですが、あまり弾まないラケットのため攻撃割合が多いカットマンとの相性はあまり良くないと感じました。

少し値が張ることもあってかあまり使用している選手を見かけないのでインナーシールドレイヤーZLFが気になっている方の参考になればと思います。

それではまたお会いしましょう!

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