こんばんは!
白馬@サラリーマンカットマンです!
東京オリンピック盛り上がっていますね。カットマンが少ないことが玉に瑕ですが、トップ選手の良いプレーを少しでも吸収していきましょう。
今日は試合で緊張した時の考え方についてお話ししていきたいと思います。
それではお話していきたいと思います。
緊張とは
私はそもそも試合では緊張して当たり前だと考えています。なぜなら、いつもと違う環境で卓球をするからです。
いつもと違う場所、いつもと違う台、いつもと違う時間、いつもと違う人の多さ・・・環境の違いは挙げれば切りがありません。
個人的な考え方としては
①普段の力が10あって試合では5しか発揮できない人
②普段の力は6しかないが試合でも6の力を発揮できる人
この二人が対戦すると②の選手が勝利します。
余談ですが巷で言われる「練プロ」とは①のような選手のことだと私は思っています。
原因
緊張の原因は様々ですが、私はどのような原因にせよ最終的には筋肉のこわばりにつながってくると考えています。例えばインターハイ出場がかかった大事な一戦で筋肉がこわばってしまい、イメージ通りに身体が動かずいつもの練習ではしないような凡ミスをしてしまう、スロースターターなタイプの選手で朝一番の試合では身体が目覚めきっていないため筋肉がこわばり、イメージ通りに身体が動かず凡ミスをしてしまうなどが挙げられます。前者は心理的負担、後者は身体的負担でありますが、最終的には筋肉のこわばりにつながり脳の指令をうまく身体に伝達できないことが原因ではないかと私は考えています。
対処法
場数を踏む
原因がわかったところでどのように対処していけばよいのでしょうか。残念ながら上達への近道はありません。例えばスロースターターなタイプであれば朝は早めに起きてランニングやストレッチ、打球練習をしておくなどが挙げられます。たくさん試合に出て、たくさん経験を積むことが一番の近道だと思います。
調子が良い時を思い出す
昔にとある本で読んだのですが調子が良い時にも理由があるそうです。それを正確に再現するために調子の良い時を思い出すことが効果的だそうです。ただ思い出すといってもぼんやり思い出すのではなく、その時の試合会場、台の位置、室温、湿気、におい、声援、心理状態、心身の状態などこと細かに思い出す必要があります。そうすることによって調子の良い状態を再現できるといった考え方です。これは打球練習の時はもちろん、夜寝る前など卓球をしている時以外でもできるトレーニングだと思います。
しかしこの方法も過去の調子の良い経験が必要になりますので、やはり場数を踏むことが必要になってくると思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか。緊張は誰もが経験したことがあると思います。特に大事な試合になればなるほどそれは顕著に現れます。
私自身学生時代になりますが、はっきりと緊張による筋肉のこわばりを感じたことがあります。フォアミドルにドライブを打たれた時、普段の練習ではカットをしたり、カーブロングで返球したりと特段ミスをすることはあまりありませんでしたが、その試合ではフォアミドルに打たれた時にほとんどミスをしていました。セット間にチームメイトにフォアミドルに打たれた時ラケットが全然動いてないとアドバイスをもらいました。私自身ではいつものようにラケットを操作しているつもりでしたのでアドバイスをもらうまで全く気づきませんでした。次のセットで確認していると、フォアミドルに打たれた際、チームメイトの言う通りラケットが全然動いていませんでした。
私は他者からの指摘で緊張による筋肉のこわばりに気づくことができましたが、とても貴重な経験でした。
試合で緊張することはほとんどの選手にとって避けることができません。緊張とどう向き合い、日頃の練習の成果をいかに発揮できるかがポイントであると思います。
それでは。
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