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番外編

スリースター カットマンオススメ用品番外編 Vol.5

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こんばんは!
白馬@サラリーマンカットマンです。

急に冷え込んでなってきましたね。
体育館は夏は暑く冬は寒い環境です。冬は手にピン球が当たるだけでとても痛いですよね。
余談ですが、ラリー中にフリーハンドが冷えてしまうのが最近の悩みです。

今日は番外編の第五弾!ということでおすすめ書籍の紹介をしたいと思います。
その名も「スリースター」です!



基本情報

内容(Wikipediaより)
天賦の才を持ちながら怪我により卓球を止めた少年・水野司は、卓球ができなくなった自分と母を捨てた実父・日高進が卓球の名門・彗文館高校で監督をしていることを偶然知り、父への復讐のため高校進学を機に怪我を治し卓球へ復帰することを決意する。しかし、かつての自分のように父がその才能に惚れ込んだと言うドイツ帰りの天才卓球少年・天崎が、司の前に立ちはだかる。

ジャンル:少年漫画、卓球、復讐
作者:加治佐修
出版社:小学館
掲載誌:サイコミ
レーベル:サイコミ×裏サンデー
連載期間:2018年12月17日 –

絶賛連載中の作品になります。細かい描写などを見ていると本当に卓球をやってた人、もしくは念入りな取材の元に書いているんだろうなあということがわかります。

感想

スリースターを読んでいて色々なことを考えさせられました。簡単にまとめたいと思います。

自分は何と戦っているのか

主人公の司は元実業団選手の父から相当なプレッシャーの元、幼少期より卓球漬けの毎日を送ります。
私の学生時代の監督もプレッシャーを与えるタイプであったので、試合の際にベンチに入ってもらった時には相手選手とではなくベンチの監督と戦っているという感覚でした。そういった経験から試合時の主人公の気持ちは理解できるのですが、それが四六時中共に過ごす実の親となると想像を絶する相当なものだと思います。

卓球漫画と本作品

卓球漫画は数々読んできましたが、個人的にはラリーや回転の描写が難しいと思っています。
例えば某テニス漫画のように派手なラリー展開を繰り広げるのは現実的ではないですし、必殺技も他のスポーツに比べると漫画としては見劣りしてしまいます。

その点、本作品では卓球に焦点を当てるのはもちろんですが、選手や指導者など人の成長にも焦点を当てています。読んでいて私も考え方を改めさせられる場面がありました。
選手目線だけでなく、指導者目線、サポーター目線など様々な角度から卓球を表現していると思いました。

卓球の技術やルールに関する解説もわかりやすく描写されているので、卓球を知らない人たちにも読みやすい漫画だと思います。

卓球と人間関係

どのスポーツも当てはまるかもしれませんが、実力の有無によってある程度のヒエラルキーが形成されてしまいます。卓球は個人競技なので顕著に表れると思います。
特にジュニア世代では格下相手と練習する際には「練習してやっている」という傲りが出てしまいがちです。私も高校や大学はそういう世界に身を置いていたので、よく理解できます。実際にそういう選手がいましたし、私もそうだったかもしれません。
しかし本質はそうではないことを選手として早く気付くべきですし、指導者として選手に諭してあげるべきだと考えます。
名門と言われているクラブチームや学校でもそういった指導を指導者自ら行っていることが散見されます。
指導者としては経営の観点からも自分のチームが全国で勝って名を轟かせることに意味があるのかもしれません。しかし選手としては人格形成に問題が出てしまっては、その後の人生で修正するのに多大な時間を要します。選手のことを考えるのであれば、技術面だけでなく、ぜひとも精神面も向上させていきたいですね。

子どもの時はもちろんですが、社会人になっても実力に関わらず同じ思いを持って練習できる相手がいるって幸せなことですよね。



思い出した光景

公営の区市民体育館などで練習していると、たまに親子連れで卓球をしに来ている人に遭遇します。
オリンピックや世界卓球などテレビ放映が行われた翌日によくありがちな光景ですね。
あれやこれや子どもに強制、口出しをしていて子どもは楽しくなさそうでした。そういった方は大抵大声で指導するので、練習場の雰囲気も悪くなりがちです。周りも気を使います。子どもと同じ気持ちで共に目標に向かう姿はとてもまぶしく良いものですが、保護者が熱くなりすぎるのはよくないと私は思います。

まとめ

色々と話が逸れた部分もあるかと思いますが、それほど考えさせられる作品であるということをお伝え出来たかと思います。

卓球を通じて仲間と共に人として成長していける、そういった思いを大事すべきだということに共感できる作品だと思いました。ぜひ一度読んでみてください。

それでは。

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