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松下浩二スペシャル vs ディフェンシブプロ カットマン用具比較シリーズ(ラケット編) Vol.1

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こんにちは!
白馬@サラリーマンカットマンです。

台風も過ぎ去りまた暑くなってきました!
熱中症に注意して練習や試合をがんばりましょう!

今日から用具の比較シリーズのラバー編に続きましてラケット編も始めていきたいと思います!
記念すべき第一弾はこちら!
松下浩二スペシャル(VICTAS) vs ディフェンシブプロ(STIGA)です!
アウターvsインナーのカーボン対決になります!

プラスチックボールになった影響もあって最近はカーボン入りラケットを使うカットマンが増えてきました。
どちらもカーボン入りだけど違いがよくわからないという方に参考になればと思います。
両方使用しましたのでカットマン目線で比較していきたいと思います!

基本情報

まずは、両ラケットの基本情報を比べていきたいと思います。

公式数値 松下浩二スペシャル ディフェンシブプロ
ブレード構成 木材5枚+フリースカーボン2枚 木材5枚+2枚(インナーカーボン)
ブレード厚 5.6mm 5.1mm±
ブレードサイズ 165mm×155mm 166mm×155mm
グリップ種類 ST、FL FLA、STR、MJP(細いFLA)、CJP(細いSTR)、SHC(短いSTR)
平均重量 90g± 83g±
製造国 中国 スウェーデン
定価 12,000円+税 11,000円+税

ブレード厚は松下浩二スペシャルが少し厚くなっています。ブレードサイズはディフェンシブプロがわずかに大きくなっています。
重量に関しては松下浩二スペシャルの方がやや重めになります。

一番の違いはカーボンのアウターとインナーです。それでは両ラケットについてレビューしていきたいと思います!



レビュー

松下浩二スペシャル

あまり手に響かずフォア打ちからカーボンの打球感覚が主張されます。
形状はオーソドックスなカットマン用ラケットを基礎としていますが若干鋭利な形状となっています。
スイートスポットが広くどこで打っても均一の感覚で打球することができます。
アウターカーボンですが攻撃用ラケットよりカーボンが薄くなっていることもあり、カット時には相手のボールの威力を吸収してしっかり台に収めることができます。特に粒高ラバー使用の選手は粒が倒れやすくなっているためより変化をつけることができます。粒高ラバーで相手の回転を利用しやすいラケットですのでカットも安定させやすくなっています。

攻撃とカットを安定させやすい分、球質が軽くなりがちなところがデメリットです。

攻撃を重視したいけれどもカットの安定感もほしい選手におすすめです。

詳しくは過去の記事もご覧下さい!

松下浩二スペシャル カットマンオススメラケットシリーズ Vol.1

ディフェンシブプロ

手によく響きほぼ木材の感覚で打球することができます。
カーボン入りということを伏せられて打球してみると普通の木材ラケットと感じるほどです。
形状は廃盤のバタフライ松下プロモデルによく似ています。
攻撃時にはしっかり振り抜けばインナーカーボンの力でドライブを打つことができます。
ただし攻撃はただ当てるだけでなくしっかりラケットをしならせてスイングすることが重要です。
うまく使いこなせれば手に響く打球感でカットでき、攻撃時にはカーボンで飛ばすことができます。

木材の感覚でカットしたいけれども攻撃の威力もほしい選手におすすめです。

詳しくは過去の記事もご覧下さい!

ディフェンシブプロ カットマンオススメラケットシリーズ Vol.5

まとめ

いかがでしたでしょうか!?

両ラケット共にカーボンを搭載していますが、別物のラケットということをお伝えできたかと思います。
どちらのラケットにも共通しているポイントは攻撃時にカーボンの力を借りることができるということです。
カット時には木材で抑え、攻撃時にはカーボンの力でボールを飛ばすことができます。

以上の共通点を基盤に、より木材の力を求めるのか、よりカーボンの力を求めるのかで選ぶラケットが変わってくるかと思います。
どちらを重視するのか自分のプレースタイルと相談してラケットを選択しましょう。

それでは!

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